足立区議会 2022-09-21 令和 4年 第3回 定例会-09月21日-02号
初めに、個人や店舗への罰則ですが、客引き行為者とともに、関連性が認められた店舗等にも過料を科すことができる両罰規定を設けます。また、必要と認められるときは店舗等に立ち入り、必要な調査ができる立入調査権を設ける予定です。 次に、私服による巡回についてですが、条例上は可能でありますので、他自治体の事例も参考にしながら、御提案の巡回についても検討してまいります。
初めに、個人や店舗への罰則ですが、客引き行為者とともに、関連性が認められた店舗等にも過料を科すことができる両罰規定を設けます。また、必要と認められるときは店舗等に立ち入り、必要な調査ができる立入調査権を設ける予定です。 次に、私服による巡回についてですが、条例上は可能でありますので、他自治体の事例も参考にしながら、御提案の巡回についても検討してまいります。
条例施行後は、指導員から客引き行為者に対し、指導、警告、勧告等の手順を踏んだ行政指導ができ、従わない場合は氏名の公表と五万円以下の過料が科されるということで、実際に客引き行為の減少や抑止力につながり、その効果が見込まれています。 そこで質問いたします。 赤羽駅周辺の実態を受け、区として、区民の安全・安心を守る認識についてどのように考えているのか。
◎浅野将弘 生活安全推進課長 最近の客引きの状況ということでございますが、今年に入って緊急事態宣言が発令されまして、居酒屋等の飲食店、午後8時までの営業短縮要請を受けたことから、これに呼応して、客引き行為者の人員については少ない状況であるという報告を受けておりますとともに、私たちも把握しております。
令和元年度の実績につきましては、警備員による注意が283件、条例に基づく本区の指導については、客引き行為者5名、店舗3店舗で合計8件、警告につきましては客引き行為者2名、店舗1店舗の合計3件ということになります。
昨年度の客引き行為者等に対する指導件数は、五千百八十九件に上りました。 また、人員の加配についてですが、客引き行為等防止指導員を、昨年度までの三名体制から本年度は四名体制とし、対策の強化を図りました。さらに、本年五月からは竹下通りの客引き行為等に特化した対策として、警備委託による巡回指導等の事業をスタートしたところです。
昨年度の客引き行為者等に対する指導件数は、五千百八十九件に上りました。 また、人員の加配についてですが、客引き行為等防止指導員を、昨年度までの三名体制から本年度は四名体制とし、対策の強化を図りました。さらに、本年五月からは竹下通りの客引き行為等に特化した対策として、警備委託による巡回指導等の事業をスタートしたところです。
本条例には、客引き行為者等に対する罰則規定こそありませんが、これらの継続的な取り組みや、客引き行為等防止指導員による警察官としての経験を生かした粘り強い説諭により、客引き行為者等の数は減少しており、行為の形態についても、明らかに通行の妨害となるような悪質なものが減少するなど、成果は着実にあらわれています。
本条例には、客引き行為者等に対する罰則規定こそありませんが、これらの継続的な取り組みや、客引き行為等防止指導員による警察官としての経験を生かした粘り強い説諭により、客引き行為者等の数は減少しており、行為の形態についても、明らかに通行の妨害となるような悪質なものが減少するなど、成果は着実にあらわれています。
最後に、本条例の制定につきまして、警察のような取り締まり権限のない我々区の職員がいかにして客引き行為者と相対していくかを真剣に考えたとき、この条例を盾として客引きしづらい状況をつくり上げていき、違反行為を是正しないものに対しては過料や公表を適用するという区の強い姿勢を示して、客引き行為等を抑制していくことが、条例を制定する大きな意味となります。
一方、新橋の一部の客引き行為者の中には、指導に従わず、生活安全パトロール隊員の目を盗んで違反行為を行うものや、指導に対して反抗的な態度をとる者、また、業務を妨害する者も散見されています。こうした状況を踏まえ、書面指導を行っても違反を繰り返す者には書面による勧告を実施しているほか、警察との合同指導を実施しているところでございます。
実態としましては、客引き行為者がたばこのポイ捨てを行っている状態が見受けられる。これに対しましても現場で注意している中には、かみついてくる者もいるというところですが、しっかりと注意をしているという状況です。路上の喫煙につきましては、引き続き客引き行為等の防止にあわせて注意、啓発を行ってまいりたいと思います。
そういった点を踏まえた各区の課題として大きく2点ほどございまして、その1点目は、条例を制定した各区とも、パトロール中は見られない客引き行為が、そのパトロールが終わった段階でまたあらわれるという客引き行為者とのイタチごっこ状態となっておりまして、抜本的な状況改善には至っていないこと。